さぽろぐ

日記・一般  |その他の都道府県・海外

ログインヘルプ


蒼天高く翔けらんと › 2007年11月07日

スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2007年11月07日

最近読んでる本

ども。ご無沙汰です。
この間の土日はですね、死んだようにぐだぐだしてました。
まああんまり休みとれてなかったので。まあ良しとしよう。
で今週は出張があまりない。ということは会社とおうちの往復。
で、書くことがない。でもあまり更新しないのもなあと思って最近読んでる本をお知らせ。


北方謙三の「水滸伝」

水滸伝は昔から好きだったのでいろいろ読んできたけど北方水滸伝は
違った意味で面白い!北方じゃない水滸伝は108人の豪傑が集まるまで豪傑は誰も死なない。
それに対して北方水滸伝はどんどん死んでく。
北方水滸伝は北方自身が水滸伝をかみ砕いてかみ砕いて再構築した物語で
スジや登場人物は同じだけど完全にオリジナルストーリー。
これには賛否両論あるが、それは別にしても十分に面白い。
豪傑の死に方はどれも壮絶で、それでいて漢を貫いて死んでいく。
漢とはどういうものか、漢とはこうあるべきだというのを教えてくれる。
決してかっこよい死に方ではない。死ぬ経緯が漢なのです。
久々に読んでて泣きそうになる。本当に面白いと思う。

村上龍の「半島を出よ」

北朝鮮がしくんだ北朝鮮反乱軍が九州福岡を占領する話。
北朝鮮の軍とはどういうものか、そのときの日本政府の対応は?
ということを多くの視点で描かれていく。これはまだ読み途中。
すごいリアル。現実ではない話だが、細部までことごとくリアルで読んでて没頭します。
現実ではない話だが、現実に起こりえる可能性はゼロではないし、そのときの政府の対応も
おそらくこんなもんだろうというリアル。読んでてこわくなる。
しかも舞台が福岡だから元福岡県民としては地名の細部までよくわかる。
その地名を読んでいっても細部まで緻密であることがわかる。
だから私は福岡に住んだことがない人が読むよりも面白く読めます。
早くラストまで行きたい一冊です。

最近読破冊数が激しく多い。いいことだ。  


Posted by KOB at 02:35Comments(0)その他