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蒼天高く翔けらんと › 2009年03月10日

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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2009年03月10日

「おくりびと」を見て

この間の日曜日、まだ奈良にいるんですが、午前中仕事して時間が余ったんで
奈良県内の映画館に行ってアカデミー賞をとった「おくりびと」見てきました。
いやー泣けました。映画館でボロボロ涙が流れてしまいました不覚にも。
やっぱり近しい人が亡くなるってのはきついものだよねえ。グッとこさせてくれます。
納棺師の美しいたたずまいとその技の美しさに見とれてしまいます。
仕事をこなしていくうちに人の尊厳を大事にして送っていくその仕事に誇りを持っていく
過程が良く描かれていたと思います。
あとふぐの白子やチキンをむさぼり食うシーンなど人は生き物を食って生きていると
いうのと、死と、シュールに対比しており映画に奥深さを与えてました。

ただ、ただ、不満もあった。
カメラワーク。近いんだよねえ。特に衣服を整え死化粧を施すシーン。
もうちょっと離れて撮れたら映像に奥行きが出て、納棺死の作業全体を俯瞰できて
良かったんじゃないかなあと思う。
それと余さんの息子を捨ててきたっていう展開。あれはいらないんじゃないかと・・・
あまりにも話がうまくできすぎてる感がねえ。

笹野高史の演技が抜群でした。吉行和子のお棺が焼かれるシーンでの笹野の会話が
泣かせてくれます。ここが一番泣けました。

なにはともあれ、良い映画でした。  


Posted by KOB at 00:10Comments(4)遊び