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蒼天高く翔けらんと › 2014年10月06日

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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2014年10月06日

歴史的な日



本日(10/5)は高円宮典子様と出雲大社の権宮司・千家国麿氏との結婚式が行われました。
高円宮典子様、千家国麿氏、ご結婚おめでとうございます。

歴史的結婚です。
大国主命が国作りをし、豊かになった出雲の国を見て、天照大神が自らの子が治めるべきだ
として、大国主命に国譲りを迫る。ここでいろいろ抵抗をするが、最後はとうとう譲ることとなり
出雲の国は天照大神が治める高天原の神々が治めることとなった。
この時、国を譲るにあたり大国主命は自分に壮大な拝殿をつくり祀るように依頼する。
この時に造営されたのが出雲大社であり、天照大神の子の天穂日命が祭祀を司ることとなった。

今の皇族、天皇陛下は天照大神の長男である天忍穂耳神の子孫である。
そんで出雲国造家である千家氏は天照大神の次男、天穂日命の子孫である。
つまり日本で神話の神を先祖として代々続いていることが明確である家々が結婚する。
2000年以上確実に続いている家系同士、おそらく日本で1番と2番に古い家同士が。
しかもこれまで最も関わってこなかった2つの家系が融合する。
これはすごいことだよね。

そんで、出雲大社の宮司は出雲国造家で、出雲国造家のみが祭祀を担うことが許されていて
現在でも皇室の人ですら本殿内には入れません。
つまり典子様は本殿内に入ることができる最初の皇族出身者となる。
まあ奥さんである典子様が入ることが出来るのか出来ないのかはわかりませんが。

大国主命にとっては天照大神は自分の治める土地を奪った言ってみれば敵であった。
皇族はその天照大神の直系子孫である。
で、自分を祀ってくれている出雲国造家に嫁いでくるのである。
と言っても出雲国造家も天照大神の命令によって祀っているのである。
大国主命にとってどのような心情なのだろうか。
そういうこと考えると夜も眠れない。  


Posted by KOB at 00:51Comments(0)その他