2014年09月02日
ミレー展
山梨県立美術館でミレー展をやってまして、見に行きたいなあと
思っていたら、あれ8月で終わるやん!ってことに気づいて行ってきました。
甲府まで2.5時間。遠いです。しかも暑いです。
さすが最終日だけにかなり人が多く滅入る。国立西洋美術館ほどではないけどね。
まあしょうがない。
今回のミレー展は「種を蒔く人」「待つ人」「落ち穂拾い」が目的。凄く期待。
「種を蒔く人」は2つありました。動きが凄い。雰囲気が凄い。
「待つ人」、これは本当に楽しみでした。圧倒されるその悲哀というかなんというか。
ずん、と心にしみますね。息子を待つ老婦人とそれを諫める盲目の老人。
重い絵ですけどその情景が素晴らしい。そんで端っこにネコがノビをしてる。
この雰囲気にそぐわないネコ。それがまあなんとも。これが特別ではない日常を
示しているような気がして。
でやっぱり「落ち穂拾い」でしょう!でもちょっとちがった。残念だった。
おいらが見たかったのはコレなんだけど。
今回見た「落ち穂拾い」は違う「落ち穂拾い」。
ミレーはいろいろ異なる「落ち穂拾い」を作成してます。
あれー、なんか背景が違うんじゃないか、と思ったら違いました。
おいらは農民とそのバックの景色の広がりが好きだったんだけども
今回見た「落ち穂拾い」はバックが違いました。うー。
それにしてもですね、山梨県立美術館所蔵のミレー作品は常設展示場に展示して
そのほかのミレー作品は特別展示場に展示して両方で金取るってのはなんなん?
全部特別展示場にまとめるべきだろう。なんかやり方が姑息で好かん。
Posted by KOB at 00:31│Comments(0)
│あーと