メタボリズムの未来都市展
先日披露宴に呼ばれて東京に行ったときにですね、
せっかく東京行くんだから有意義にすごそうと思いまして、今東京でやってる美術展を
探してみたらですね、森美術館で開催されているこの美術展が目にとまりました。
「メタボリズムの未来都市展」
1960年のデザイン会議から発展し始めたメタボリズム建築。
丹下健三や黒川紀章らのような、今後の人口増加、都市発展に伴う新しい建築物の模索。
メタボリズム・・・新陳代謝って意味みたいです。細胞分裂を模した都市発展の形。
おもしろい!1960年東京計画や渋谷計画、災害に強い農村計画、大阪万博など、
色々な形の都市感をまざまざと見せつけてくれます。
彼らの建築物は都市の形状としては日本に根付いたとは言えませんが、地方の建築物や
首都高速からたまに見えるカプセルハウスなどはその筋をたどってるものも多いみたいです。
福岡の西日本シティ銀行本社もその筋の建物というのは驚きました。
近年また注目され始めているメタボリズム。これからどうなっていくのか。
私はね、正直好きではない。細胞分裂や効率的な都市ではあるんだが、主にコンクリート
構造物で無機質。その美しさが永久に続くわけではない。
その空間は確かに効率的かもしれないけれど、なんていうのかな、居場所がないんだよ。
無機質、無秩序の空間にはいるのは自分正直辛いと思う。
てなことを考えさせられた昼の時間でした。
それにしても内容が濃すぎて途中で気持ち悪くなってしまった。
これは見に行く価値、十分にあると思います。六本木ヒルズ、展望台と込みで1500円。
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